感染症対策研修 ※外部講師研修開催
みなかぜ病院
【感染対策研修レポート】「どうやって感染性病原体は拡がっていくの?」
〜笹隈友美さん(感染管理認定看護師)による講義と病棟ラウンド〜
5月23日(金) 午後より県立太宰府精神医療センターにて、感染管理認定看護師・笹隈友美さんをお迎えして、感染対策に関する病棟ラウンドおよび講義が行われました。
◆ 現場で考える「感染の連鎖」
今回のテーマは、「どうやって感染性病原体は拡がっていくのか?」。
講義では、感染性病原体の「侵入経路」や「感染経路別の対策」について、実例を交えながらわかりやすく解説いただきました。
・手指衛生の重要性
・空気・飛沫・接触それぞれの感染様式
・医療者が無意識のうちに媒介してしまうリスク など
「“見えない”からこそ意識することが大切」という言葉がとても印象的でした。
◆ 病棟ラウンドでの実践的な学び
講義の後には、実際に病棟を一緒にラウンドしていただき、現場での感染対策のポイントや改善の余地がある箇所についてのフィードバックをいただきました。
参加スタッフからは、
「当たり前になっていた行動を見直すきっかけになった」
「感染対策は“やっているつもり”では不十分だと痛感した」
といった声が聞かれ、非常に実りのある時間となりました。
◆ 最後に
笹隈さんの、豊富な現場経験に基づいたお話は、私たちの感染対策に対する意識を大きく高めてくださいました。
日々のケアの中に「感染を防ぐ視点」をどう組み込むか、改めて考える機会となりました。
笹隈さん、このたびは貴重なお時間をありがとうございました!
今後も職員一同感染対策の基本を見つめ直しながら、安全・安心な医療環境づくりに努めてまいります。