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精神科デイケアのステッププログラムでは、10月よりクリスマスに向けた創作活動として、「トライアングルツリー」作成に取り組んできました。
少しずつ、こつこつと作業を重ね、ついにこのたび、素敵なクリスマス飾りが完成しました。

◆一つひとつ丁寧に、積み重ねた時間
トライアングルツリーは、布や糸を使った細かな作業が多く、集中力や根気が求められる作品です。
参加された皆さんは、それぞれのペースを大切にしながら縫い物や組立て作業に取り組まれていました。

「今日はここまでにしよう」「前より上手くできたかも」と、毎回小さな達成感を感じながら、少しずつ完成に近づけていく過程は、まさにステッププログラムならではの時間でした。
作業中は静かに集中する時間もあれば、自然と会話が生まれる場面もあり、穏やかで心地よい雰囲気の中で活動が進められました。

◆完成した喜びと達成感
完成したトライアングルツリーは、色合いや柄もさまざまで、それぞれの個性が光る作品となりました。
すべて並べてみると、同じ形でも表情が違い、温かみのあるクリスマス飾りに仕上がっています。

「最後まで作れてよかった」「飾られると思うと嬉しい」といった声も聞かれ、やり遂げた達成感と自信につながる活動となりました。

◆みなかぜ病院待合に飾り付けました
完成したトライアングルツリーは、現在、みなかぜ病院の待合に飾り付けています。
待合の空間が一気にクリスマスらしい雰囲気となり、来院される方々の目を楽しませてくれています。

ご自身が作った作品が多くの方に見てもらえることで、
「誰かの目に触れる」
「誰かの心を和ませる」
という喜びを感じていただけたのではないでしょうか。

ステッププログラムでは、作業を通して集中力や継続力を養うだけでなく、
「最後までやり遂げる経験」
「自分のペースで取り組むこと」
を大切にしています。

今回のトライアングルツリー作成も、完成までの過程そのものが、参加された皆さんにとって大切な一歩となりました。

みなかぜ病院の近くをお通りの際は、ぜひ待合に立ち寄っていただき、手作りのトライアングルツリーをご覧ください♪
ひとつひとつに込められた想いや、積み重ねてきた時間を感じていただければ幸いです。
今後もデイケアでは、季節を感じられる活動や、達成感につながるプログラムを大切にしながら、皆さんと一緒に取り組んでいきます。
次回のステッププログラムも、どうぞお楽しみに。