「バザー会」リハ科主催で開催
みなかぜ病院

先日、リハビリテーション科主催による院内バザー会を開催しました。
患者さん・利用者さんが日頃のリハビリや活動の中で制作された作品も並び、院内でお買い物を楽しんでいただく、毎回好評のイベントです。
今回のバザー会では、デイケアで制作したコースターをはじめ、手芸活動で作られた衣類や小物類が多数並びました。
一つひとつ丁寧に作られた作品は、色合いやデザインもさまざまで、会場には温かみのある雰囲気が広がっていました。
◆栄養科からはクッキー販売も
また、今回は栄養科も参加し、手作りクッキー約150名分を販売しました。
見た目にもかわいらしく、味にもこだわったクッキーは大変好評で開始から間もなく完売となりました。
「どれにしようか迷うね」「家族へのお土産にしたい」といった声も聞かれ、選ぶ時間そのものを楽しまれている様子が印象的でした。
◆会場は笑顔と会話でいっぱいに
バザー会当日は、会場を訪れた皆さんが、作品を手に取りながらじっくりと眺めたり、制作した方との会話を楽しんだりと、終始和やかな雰囲気に包まれていました。
「これ、デイケアで作ったんです」「使いやすいように工夫しました」といったやりとりもあり、作品を通じた自然な交流が生まれていました。
皆さん、それぞれにお気に入りの品を見つけ、楽しくお買い物を楽しまれていました。
◆作品づくりが生む“自信”と“喜び”入院生活という限られた環境の中では、日々の楽しみが少なく感じられることもあります。
今回のバザー会は、そんな日常の中に楽しみや目標を持つ機会となるだけでなく、
「自分で作ったものが、誰かに喜んでもらえる」
「役に立つものとして手に取ってもらえる」
という大きな自信につながる場にもなりました。
制作に関わった患者さん・利用者さんからは、
「嬉しかった」
「また作りたい」
「次はもっと工夫してみたい」
といった前向きな声も聞かれ、リハビリテーションの一環としての“ものづくり”の大切さを改めて感じる時間となりました。
◆これからも“楽しみ”のある入院生活を
リハビリテーション科では、身体機能の回復だけでなく、心の充実や社会とのつながりを感じられる取り組みも大切にしています。
今回のバザー会も、その一つとして、多くの笑顔と達成感にあふれる行事となりました。
今後も、多職種と連携しながら、患者さん・利用者さんが楽しみや生きがいを感じられる機会を大切にしていきたいと思います。
ご協力いただいた皆さま、ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。

