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「七夕祭」開催♪

みなかぜ病院

「七夕祭」開催♪

リハビリテーション科主催の「七夕イベント」を開催しました。
入院中でも季節の行事を感じながら、楽しみや交流の時間を大切にしていただけるように、スタッフ一同で企画・運営を行いました。今回は、日々の生活に彩りを添える取り組みとして、イベントに合わせた“特別デザート”の提供も栄養科より実施され、患者様からも大変好評をいただきました。

◆ 願いを込めて、短冊づくりと笹飾り
イベント前日から病棟内に設けられた笹の葉には、患者様それぞれの思いをつづった短冊が並びました。

一つひとつの短冊には、それぞれの願いや希望がこめられており、静かな感動を呼びました。
リハビリテーションスタッフと一緒に、手作りの飾りを折り紙で作るなど、作業活動の一環としても取り組み、作業療法的な視点からも意味のある時間となりました。

◆ 七夕にちなんだグループ活動
当日は、歌を歌ったり(様々な療法を合わせながら)、病棟ごとに内容を工夫しながらグループ活動を実施しました。
人とのコミュニケーションに不安を感じている方にとっても、季節のイベントという「きっかけ」があることで、自然と笑顔や会話が広がる場面が多く見られました。

◆ 栄養科より特別デザートの提供
イベントの締めくくりには、栄養科からの“七夕特製デザート”が提供されました。
行事食としての演出に加え、味や見た目でも季節感を楽しんでいただけるよう、2種類のデザートをご用意しました。

① フルーツたっぷりの「フレンチトースト」
香ばしく焼き上げたフレンチトーストに、生クリームとフルーツをトッピング。
バナナ、いちご、ラズベリー、チョコクリームを添えた、見た目も華やかな一皿です。

② 彩り豊かな「フルーツパフェ」
スポンジケーキといちごゼリーをベースに、桃缶、バナナ、いちご、ラズベリー、生クリームを重ねた層仕立てのパフェ。
七夕らしい彩りで目にも楽しいデザートになりました。

◆ 入院生活の中で“季節を感じる”ということ
精神科における入院生活は、時に単調になりがちです。そんな中で、季節の行事やイベントを通して「今」を実感し、人とのつながりや感情を再確認できることは、回復への大切な一歩です。
今回の七夕イベントも、そうした“心のリハビリ”としての側面を持ちながら、患者様一人ひとりの思いに寄り添う機会となりました。

今後も、リハビリテーション科を中心に多職種と連携しながら、社会復帰への足がかりとなるような行事・活動を継続して実施してまいります。

栄養科より「七夕祭り特別デザート」の提供がありました