「ステッププログラム」~ダイヤモンドアート制作中~
みなかぜ病院
デイケア「ステッププログラム」
~ダイアモンドアート製作に挑戦中~
当院デイケアでは、利用者の皆さまが「生活リズムを整える」「社会参加の機会を広げる」「達成感を味わう」ことを目標に、さまざまな活動を行っています。その中のひとつが ステッププログラム です。今回は、11月に病院内で開催されるバザーに向けた ダイアモンドアート製作 に取り組んでいます。
✨ ダイアモンドアートとは
ダイアモンドアートは、細かなビーズ状のパーツを専用シートに貼り付けていく新しいタイプのクラフト作品。キラキラと輝く仕上がりが特徴で、まるで宝石をちりばめたような美しさがあります。手先の集中力を使いながらも、完成すると達成感を得られることから、趣味としても人気が高まっています。
✨ バザーへ向けた取り組み
今回のステッププログラムでは、バザー出品に向けて キーホルダーやコースターを合計50個 製作中です。小さな図柄の中に一粒ずつビーズを置いていく作業は根気が必要ですが、皆さまそれぞれのペースで丁寧に取り組まれています。
「細かいけど、完成するとすごくきれい」
「次はどんな柄をやろうかな」
と、楽しみながら作業されている声が聞かれます。色鮮やかに輝く作品は見ているだけで心が華やぎます。
✨ 活動の効果
集中力・持続力の向上:ビーズを正確に並べる作業で、自然と集中する時間が増えます。
手先の機能訓練:細かい動作がリハビリ要素となり、指先の感覚を養います。
達成感・自己肯定感の獲得:完成した作品を誰かに見てもらう、使ってもらうことで自信につながります。
社会参加の体験:バザーに出品し、地域の方に手に取っていただける機会が社会とのつながりを実感するきっかけになります。
✨ 出品に向けて
完成した作品は、11月の病院バザーに出品予定です。来場された方々に喜んでいただけるよう、心を込めて製作を続けています。
「売れるかな?」
「誰かに使ってもらえると嬉しいね」
といった期待や緊張もありますが、それもまた社会参加に向けた大切な一歩。皆さまの努力の結晶が多くの方の目に届くことを願っています。
✨ 今後の展望
ステッププログラムでは、ダイアモンドアートのほかにも調理活動や体験学習など、多彩な取り組みを行っています。こうした活動を通じて、「できることが増える喜び」「誰かと協力する楽しさ」を感じていただけるよう、今後も支援を続けていきます。
👉 11月のバザー当日には、利用者の皆さまの思いがこもった作品がずらりと並ぶ予定です。どうぞ楽しみにお待ちください。